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吉原食糧株式会社
香川県坂出市林田町4285-152
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スウィートポリフェ

開発の経緯

■小麦ポリフェノールへの着目

porife.jpg当社では「果実(ぶどう等)や豆類(コーヒー等)にポリフェノールが豊富に含まれるなら穀物の小麦にも含まれるはず」との着想から、2009年に香川県産業技術センター共同開発に着手。
2011年に、香川県産小麦「さぬきの夢2009」の粉砕加工を研究、ポリフェノールが従来の約2倍含まれる小麦粉「ぎゅっとポリフェ」を発売しました。
しかし、その時点では抗酸化性が高い小麦部位や、由来物質の正確な特定には至りませんでした。

sweet.jpgその後も研究を継続する中で、小麦の胚芽に着目。香川県産業技術センターと共同研究の結果、胚芽内に相当に高いポリフェノール含有量と抗酸化性を確認し、由来物質「アピゲニン配糖体」「ルテオリン配糖体」「トリプトファン」を特定しました。
この研究内容を活かし、砂糖使用量を減らせ、美味しく、しかも抗酸化性が高い小麦胚芽の粉「スウィートポリフェ®」を開発し、2015年9月に業務用として販売を開始しました。(現在のところ、業務用販売に限らせて頂いております。)

■日本初 ~小麦胚芽内のトリプトファンが高い抗酸化性をもつことが判明~

「スウィートポリフェ®」の研究開発で、小麦の各部位をメタボローム解析技術(※1)で測定した結果、日本で初めて、小麦に含まれるアミノ酸、トリプトファン(※2)が胚芽に集中しており、高い抗酸化性(一般のロール挽き小麦粉の約10倍)を持つ物質として特定しました。
また、胚芽には抗酸化性の高いポリフェノール「アピゲニン配糖体」「ルテオリン配糖体」が相当に多く含まれることも確認しました。(一般のロール挽き小麦粉の約200倍)

この研究開発内容については、平成26年8月28日の「日本食品科学工業会 第61回大会」(福岡市)で、香川県産業技術センター担当者が発表しました。

これらの機能性の研究と並行して、小麦胚芽を美味しくするための製粉及び加工技術の開発を進め、甘味を強く感じる粉体に仕上げることに成功。菓子等の小麦粉を一部「スウィートポリフェ®」に代替することで、以下を実現したのです。

(1) 小麦粉に配合することで、砂糖の使用量を相当量減らせる ⇒ お菓子・パン等の糖質を低減
(2) 深みのある甘さ・コクの食味を実現 ⇒ 美味しさアップ
(3) 高い抗酸化性を実現 ⇒ 健康性を考慮した食品への利用

(※1) メタボローム解析技術とは
多くの成分(数百種)を一斉分析し、特定の現象と関連する成分を特定する技術です。医療分野では、疾病マーカーの探索や疾患の原因特定に応用されています。

(※2)トリプトファンとは
トリプトファンは、必須アミノ酸のひとつで、食事から栄養分として摂取しなければならない成分です。牛乳から発見され、乳製品や大豆製品、ナッツ類など様々な食品中のたんぱく質を構成する成分として含まれています。
通常はたんぱく質のひとつの構成要素に過ぎず抗酸化性は高くありません。しかし、小麦胚芽中のトリプトファンは遊離状態(吸収されやすい単独の状態)で多く含まれているため、高い抗酸化性を持つことが今回判明しました。

掲載日 : 2016年3月 8日