2007年10月18日、横浜市から公文国際学園の皆さんが研修に来られました。先生も含めて34名の皆さん。
讃岐うどんと地方の農業、さぬきの夢2000小麦に関する取り組みなどついて、調査と勉強のために来県しました。

皆さんは事前に、さぬきの夢2000についてや、讃岐うどんについてよく勉強していました。
そこで、せっかく製粉会社に来たのだから、小麦を挽く=挽砕(ばんさい)という現場を見て、実際の内容を知ってほしいと思い、製粉工程を簡単に説明しました。
|
|
|
その後、2グループに別れて工場見学を行いました。皆さん、初めて見る製粉機械群の大きさと音に驚きの声をあげていました。
|
|
|
「皆さんは今回 香川で食べたうどんは美味しかったと言いますが、一体 どのように美味しいのか、関東のうどんとどう違うのでしょうか?」と、話し合うところから始まりました。
それから、話は「讃岐の人はうどんを噛まずに飲み込むって本当?」「さぬきの夢2000開発の重要な意義」「讃岐うどんの特徴」「なぜ人気?讃岐うどん」「うどんも企業も人も同じ : 個性・独創性・強調性の必要性」などに続いていきました。
皆さん、とっても真剣に研修に望んでいて「穀物相場の今後は?」とか「工場の月間の電気使用量はどれ位か?」など、ポイントを押さえた専門的な素晴らしい質問がたくさん出ました。
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
後日、学園の生徒さんから、丁寧な手紙を頂戴しました。以下に抜粋を紹介させて頂きます。
● 「さぬきうどんについて調べていくうちに、一杯のうどんの裏には、多くの人の努力と工夫、そして長い歴史があることがわかってきました。」
● 「吉原食糧の、小麦とさぬきの夢2000に対する熱い思いは、仕事という枠を超えて「郷土への使命感」として感じました。」
● 「讃岐の人のうどんの食べ方や好みから、効率を追求する企業の在り方まで、いろいろな角度からうどんについて話してくださったことが大変参考になり、「こんな考え方もできるのか!」と世界が広がる気がしました。」
● 「さぬきの夢2000で、うどんを作ることが、地域の食文化である小麦に収益だけでない価値を見出すことにつながる、という話が心に残りました。」
● 「帰りのバスの中、今日の話の中に出てきた、「讃岐うどんの何が美味しいのか」ということを考えてみました。今まで、うどんを食べる時に私は”うどんではなくてつゆが美味しいんだ”と思って食べていました。今回、うどんは何も浸けなくても、うどん自体に個性があり、食感があり、独特の美味しさがあるのだということに気が付きました。」
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
皆さんから「食糧安全保障」や「企業の経営効率と食文化への寄与のバランス」など、核心をついた質問や意見が出て、その深い知識と考察力に本当に驚きました。
そして、いろいろな話をしているうちに、皆さんが本当に仲良く、全員が一丸となって勉強したり活動したりしていることが伝わってきて、私たちもとても嬉しく楽しくなりました。
これからも、素直で"熱い心"を忘れずに、未来を切り開いてください。

世界には多彩な考え方や生き方や社会があるからこそ、活気が生まれます。異なる個性がたくさんあるからこそ、素晴らしい力や創造性が高まります。勉学に加えて、ひとつ本当に自分が好きなもの=夢中で打ち込めるものを見つけてください。
それは、きっと将来皆さんを助ける大きな力となると思うから。
若い皆さんの未来に幸多かれ!!
掲載日 : 2007年11月16日